全国の猫ちゃん、天国からおはよーだよー。
きのうは赤ちょーちんのおばさんが退院する日。
わたしたちはチャーちゃんといっしょによーすを見るためにいつもの窓辺にあつまったよ。
退院のじこく、病院の入り口の前にはじょーれんさんとたくさんの猫ちゃんたちがまっていたよ。おばさんが出てきたらじょーれんさんたちは拍手、猫ちゃんたちはミャーミャーゆってお祝いしたよ。
おばさんの手にはちーさなケージがあったよ。猫ちゃんの間からみんなにうながされるよーに出てきたのはオーレちゃん。オーレちゃんがおばさんにしばらく抱っこされたあと、ケージの中に入れられたのが見えたよ。おばさんの田舎にいっしょに連れてってもらうんだね。じょーれんさんたちからはもう一度大きな拍手、猫ちゃんたちも「よかったね。よかったね」って猫ちゃんごでゆってたよ。
おばさんはじょーれんさんのひとりが運転する車でおばさんの田舎に向かうみたいだよ。
おばさんの田舎は街から車で2時間ぐらいの山の中にあるんだって。しばらく前におとーさんもおかーさんもなくなっていてだれも住んでいないお家なんだけどおばさんがときどき帰っておそーじとかしていたんだって。でも近くには親せきの人もいるので安心して暮らせそーなんだって。
じょーれんさんと猫ちゃんたちに見送られた車は病院を出たあと、いちどおばさんのアパートに寄ったよ。身のまわりの荷物だけとりにいったみたい。
そしてそのあと寄ったのは赤ちょうちんのお店の前。おばさんは車から降りて近くの空き地の片隅にいってスコップで少しだけ土をすくってちーさな箱に入れたよ。
実はマリンちゃんルートの情報でわかったんだけど、おばさんはオーレちゃんがチャーちゃんでないことは初めて見たときからわかっていたんだって。チャーちゃんにあるお鼻の下の白いはんてんがオーレちゃんにはなかったのに気がついたからだそーだよ。おばさん、街の猫ちゃんたちのやさしさがうれしくて気づかないふりをしてたんだって。
おばさんが土をすくった場所はチャーちゃんが天国に旅立った場所。近くのお家の人に教えてもらったんだって。おばさんはその土を田舎にもって帰ってチャーちゃんのお墓をつくるみたい。
それを見ていたチャーちゃん、ホッとしたってゆってたよ。オーレちゃんはぼくじゃなくてオーレちゃんだからねって。ぼくがお空の上にいることを知ってもらってよかったんだって。わたしチャーちゃんの気持ちがわかるよーな気がしたよ。
おばさんの退院のお祝いとしばらくのお別れをおしむ会が来週の土曜日にひらかれることもマリンちゃんが教えてくれたそーだよ。その時にはまた北国の街のよーすほーこくするからね。
今日は幼稚園のせんせーたちの新年会。
街の方でやるんだよ。わたしそーゆー会に参加するのはじめてだから楽しみだな。
じゃあまた明日ね。
(あの日の想い出)
白峰温泉の旅館の窓辺。夜明け前から聞こえてくる除雪車の走りまわる音に目覚めた家来とわたし。
前の日にはほとんどなかった雪が朝にはものすごく積もっていたね。
ちなみにしょーじのところのおぼんはわたしのガジガジぼーし用に家来が立てかけたもの。
(2014年1月19日、石川県白山市。リリちゃん7歳9ヶ月)
お互いを思い会うって素敵ですニャ~(≧∀≦)ちゃんとお墓も作ってもらえてよかったね!
さすがおばさん、ちゃんと分かってて知らないふりしてくれてるなんて優しいニャ(´ー`)
久野ゆうこ さん&ユキちゃんへ
今、新年会から帰ってきたよ。
あしたほーこくするよ。
Satoko オリオン さん&ふちゃん、いつもお話し聞いてくれてありがとー。
竹邦 さんへ
地上のオーレちゃんも幸せになってよかったよ。北国の猫ちゃんたちに感謝だよ。
おばさん、退院できてよかったね。
下僕も、しょぼこ、死んでから、一生懸命、同じかぎしっぽのくろねこ、探していて、まめちゃを見つけたとき、しょぼこが帰ってきたと思ったらしいよ。だから、ずっと、まめちゃは、身代わりになろうとしたけど、できなかったよ。
下僕も、本当のところは、まめちゃがしょぼこでないことは、わかってたんだよ。だけど、本当に大切な猫だったんだね。
去年、猫の集会を知って、りりちゃんや、はちちゃん、いろんな猫ちゃんに出会ってから、ちゃんと、まめちゃはまめちゃだと向き合ってくれるようになったよ。ありがとう、りりちゃん。
Syoboko Mame さん&まめちゃちゃんへ
わたし天国にきちゃったけど、まめちゃちゃんはいつまでもたいせつなおともだちだよ。おともだちになってくれてありがとー。
猫のリリちゃんネル様 まめちゃもそう思ってるよ。りりちゃーんって。