全国の猫ちゃん、天国からおはよーだよー。
きのうのカリカリ組、どくしょのじかんがあって、「北風と太陽」の絵本をみんなでよんだよ。地上ではこれから暑くなっていくこのきせつ、せっとくりょくのあるおはなしだなっておもったよ。
放課後はミミちゃん、シズカさん、ユヅルくんといっしょに寮の図書室の窓辺にいったよ。そーしたらそこから見える西のほーの町の公園の銅像のよこにひとりの猫ちゃんがいたよ。前の日にカスミさんがやくそくしてくれたとおりショーヘーくんてゆーこの町のリーダーの猫ちゃんがきてくれてたんだよ。
さっそくユヅルくん青い電車がてんじしてるところを見たことないかなってショーヘーくんに聞いたよ。そーしたらショーヘーくんはたぶんあれのことだとおもうってゆったよ。あれってゆーのは公園から1キロぐらいひがしにいったところの商店街の広場にあるんだって。
わたしたちお空のうえから公園のひがしのほーをたどっていったよ。そーしたら商店街があってそのなかの広場のかたすみに青い列車がてんじされていたのを見つけたよ。上はんぶんの窓のあたりは白かったし、電車じゃなかったけどね。でも「青い電車」にじゅーぶん見えたよ。
わたしたち、やったー!っておもわずさけんじゃった。ユヅルくんはあれはたぶんそーとー古い列車みたいだねってゆったよ。とにかくれーの銅像があって青い列車のてんじしてあるこのまち、さくらちゃんの一家がひっこしてきた町にまちがいないって思ったよ。
わたしたちは地上のショーヘーくんに、ふたりの女の子の猫ちゃんといっしょにさいきんひっこしてきた家族をさがしてほしーってお願いしたよ。シズカさんが子猫ちゃんんたちにとってもあいたいってきもちをきいたショーヘーくん、町のなかまの猫ちゃんときょーりょくしてかならずみつけるよってやくそくしてくれたよ。
そんなふーにきのうはとってもおおきなしんてんがあったよ。シズカさんのよろこんだお顔が見られるのはもーすぐかな?そんなときがはやくくるといいな。
ゴールデンウィークがあけたとおもったらもうきょうは金曜日だね。
そろそろおでかけのじかん。
じゃあ、おしごといってきまーす。
(あの日の想い出)
神戸の異人館のひとつ、風見鶏の館(旧トーマス住宅)の前だよ。この日は家来と異人館めぐりをしたね。ただし外から見るだけだけどね。わたしといっしょなのでどこにいってもそーゆーことが多かったけど家来はそれでもたのしかったみたいだよ。
(2013年4月30日、神戸市北野町。リリちゃん7歳1ヶ月)